補聴器でも聞こえにくい 人工内耳

どんな補聴器でも、最適に合わせても聞き取れない場合、人工内耳で聞こえが改善する場合があります。

これまで非常勤講師を務める長崎大学附属病院にて約350名以上の人工内耳の手術を行い(成人110名小児240名  1997-2012年現在)手術後もリハビリテーションに携わってきました。
大事なのは手術前の適応と手術・その後のリハビリ・小児はその後の療育や家族へのサポートなどです。
ドイツ・ビュルツブルグに留学した際に感銘を受けたドイツ・人工内耳センターを模倣し人工内耳センターをこの長崎に造りました。
コンセプトは難聴の方の聴覚の回復と(リ)ハビリテーション、そして高めた聴覚を維持し管理して行く事です。
非常勤講師を務める長崎大学と提携し、難聴の患者さんの聴覚が改善できるように努めます。
小児の場合、必ず術後に教育機関に挨拶に出かけ(これまで7県130施設以上を訪問しました)手術に至った理由・現在の聴覚・言語の発達・人工内耳の説明、今後どのようにその子に療育していったら良いかなどの説明をしています。

2013年 2月 22日, カテゴリー ドクターアドバイス