2015年(平成27年)
・12月3日-4日、院長が第13回日本台湾耳鼻咽喉科学会において「Speech Perception of Children with Bilateral Cochlear Implants. 」のタイトルで招待講演しました。
・11月22-25日、院長がベトナム、ハノイからニャチャンへ行き、ろう学校の訪問や支援学校の訪問を行い、長崎の自院で集まった42個の補聴器を恵まれないベトナムの難聴児のために寄贈いたしました。ベトナムでは2011年の風疹大流行により、1年間38名もの風疹症候群のお子さんが発生、自動ABRで発見された難聴のお子さんで経済的事情のため補聴器が購入できない方々がいます。長崎大学の小児科や熱帯医学研究所から相談を受けて補聴器を寄贈することに決め自院で患者さんや業者の方々に募り最終的に42個の補聴器が集められてベトナムのろう学校に寄贈してきました。支援していただいた多くの方々に感謝申し上げます。
院長が、10月10日—10月11日長崎市伊王島にて開催された第7回Sieobold
Memorial Symposium on Hearing Implants(第7回シーボルト記念国際人工聴覚器シンポジウム)においてEvaluation for early cochlear implantation in infancy(乳幼児の早期人工内耳のための評価)のProf. Müllerと共同セッションで「Early Cochlear Implantation〜From the point of view of The Japanese Guidline for pediatric CI (2104) and the world wide Guidline.」(早期人工内耳〜日本のガイドラインCI(2014)と海外のガイドラインの観点から)のおよび「EAS surgery using Flex 24 〜Preserving normal low-tone hearing~ 」(Flex24を用いたEAS手術〜正常の低音部聴力を温存〜)の演者として、また、STセッション:Indications and pitfalls of bilateral CI(両側人工内耳の適応と課題)(演者Prof. Joachim Müller)、Mapping and habilitation for EAS (especially Acoustic Stimulation)(EASのマッピングとハビリテーション、特に音響部分)(演者Stefan Brill)、MDセッション: Indications and pitfalls of bilateral CI and Single-sided deafness (両側人工内耳および一側聾の人工内耳の適応と課題)(演者Prof. Joachim Müller)の座長として出席しました。
・院長が、10月8日—10月10日長崎において開催された第25回日本耳科学会総会・学術講演会(高橋晴雄会長)にてランチョンセミナー「最近の人工内耳の話題。~両側人工内耳、一側聾、耳鳴抑制効果をめぐって~ 」および「小児における両側人工内耳100症例の検討」の演者として参加しました。
8月30日
院長が長崎大学公開市民講座:長崎県小児難聴研究会主催の講演会」:
『長崎県での新生児聴覚スクリーニングの成り立ち・現状とその意義』において「新生児聴覚スクリーニングと補聴器・人工内耳・療育の進歩」の演者として出席しました。
8月22日
院長が大阪スイスホテルにおいて開催された人工内耳FORUM 2015において
「小児から高齢者の難聴をめぐって」〜補聴器・人工内耳・耳鳴医療の進歩〜の演者として出席しました。
・8月2日
院長が第59回九州学校保健・学校医大会の講演会において「補聴器・人工内耳の進歩と難聴児の療育。〜人工内耳手術400症例と学校訪問140校の経験から〜」の演者として出席しました。
6月18日〜21日
院長が南フランス、トゥールーズにおいて開催された第12回European Symposium pediatric Cochlear Implant(第12回ヨーロッパ小児人工内耳シンポジウムのFaculty Memberとして招待され、「Preserving normal low-tone hearing with Flex24. ~earphone SPL insertion technique to evaluate residual hearing~」「日本語訳:Flex24を用いて低音部の正常聴力を温存できた人工内耳手術。〜残存聴力を評価するための挿入型インサートイヤホンSPLテクニック」および「Speech Perception of Children with Bilateral Cochlear Implants.「日本語訳:両側小児人工内耳における語音聴取能」について報告致しました。
5月8日〜9日
院長が長野県軽井沢で開催された第10回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会においてランチョンセミナー「小児の難聴をめぐって」~補聴器・人工内耳・耳鳴医療の進歩~の演者として、また「当施設における人工内耳小児の学校進路状況〜通常学校進学率と進学のための良好な因子を探る〜」の演者として出席しました。
4月30日〜5月3日
院長が中国:北京で開催された10th Asia Pacific Symposium of Cochlear Implants and related Sciences(第10回アジア太平洋国際人工内耳シンポジウム)のFaculty Memberとして招待され、「Preserving normal low-tone hearing with Flex24.
~earphone SPL insertion technique to evaluate residual hearing~」「日本語訳:Flex24を用いて低音部の正常聴力を温存できた人工内耳手術。〜残存聴力を評価するための挿入型インサートイヤホンSPLテクニック」および「Association of Music recognition and Speech Perception in Children with Bilateral Cochlear Implants: Effects of Music Training, Implanted Side and Binaural Hearing」「日本語訳:両側小児人工内耳における音楽認知能と語音聴取能との関連性」について報告致しました。
4月20日
今さら聞けない!小児のみみ・はな・のど診療(全日本病院出版会)に院長が執筆したQ.4人工内耳装用者には音はどのように聞こえていますか?(p.108)、Q.5 幼小児の人工内耳はいつすべきですか?(p.112)、Q.9人工内耳が対象にならないのはどのような場合ですか?(p.124)、Q.11人工内耳は左右の耳に必要ですか?(p.133)が掲載されました。
http://www.zenniti.com/f/b/show/b01/720/zc01/8.html
4月5日
院長が長崎県地方部会において特別講演「新生児への先天性サイトメガロウイルス感染症の新しい長崎県診断システム」の演者として出席しました。
3月14日
院長が長野県地方部会(松本市)において特別講演「開業医から見た補聴器・人工内耳・耳鳴医療の進歩」の演者として出席しました。
1月25日
院長が日本耳鼻咽喉科学会福祉医療委員会乳幼児医療担当者全国会議において「小児人工内耳適応基準(2014)改訂後の影響について」の演者として報告しました。
2016年 2月 17日, カテゴリー 学会報告